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仕様解説

※Contouredにつきましては、まだ編集が終わっておりません。いま暫くお待ち下さい。

本体部分

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 設計、構造で一番実現したかったのがヘッドアングル。これは修理の現場から出てきた発想ですね。

 フェンダー系の片側6連ペグの段付きヘッドでは、ストリングガイドが1つの場合、3弦のテンションがやや緩くなる傾向にあります。これは3弦開放時に、鳴きやナット部での音詰まりの原因になったりします。

 Curionではヘッドにアングルを付ける事で3弦のペグポストの位置が従来より2mm程下がり(テンションUP)これによって3弦開放の安定感が増します。


 そしてナットは従来型よりも1mm弱ブリッジ側に広くとりました。弦振動の伝達が良くなり、6弦のオクターブ調整も合いやすくなります。

 牛骨オイルナット材を使用。通常の位置からブリッジ寄りに1mm程厚みを付けています。Totalの厚みは4mm(一般的なストラトタイプは3mm前後。
 ナット幅はやや狭めの41mmですが、グリップは厚めで1フレットで21.5〜22mm、12フレットで24mmの緩いVシェイプ。(ここは手作業なので多少誤差が出ます) 指板Rはローポジションが8”(約203mm)R、ハイポジションでは約11”(約280mm)Rになります。フレットは22Fミディアムジャンボ。

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 先にも記してますが、ネックシェイプは標準的なグリップよりも厚みをつけています。理由としては、薄いシェイプは音もやや細めになってしまう事、腰折れを含め反りに対する強度が稼ぎにくい事を考慮しました。

 別に上記2点がギターにとって重大な問題であるとは思ってませんが、Curionではとにかくタフさを目指したかったので、敢えて厚みのあるVシェイプを採用しました。Vシェイプは贅肉の無いグリップで太さ感を軽減してくれます。

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